本年も残すところ後僅か。秋らしい気候の日々が短くなった為か、その分、年の瀬が来るのが早く感じ、「もう師走なのか」と年月の巡る日が年々早くなっているように感じる方も多いと思う。 　本年は私にとって非常に節目の年となった。私事で恐縮ではあるが、繊維筋痛症・慢性疲労症候群の根本的...

人生は偉大なるプロジェクトだ。意識無意識を問わず、自身の人生プロジェクトは進行していく。例え、聖人であれ、病人であれ、それぞれの厳しき宿命の道程を乗り越え生き切った先にあるあの勝利の門へと入る尊き人生である。 　宿命は使命だとあの方は語った。...

彼女は、そのプロジェクトによって大きく変わった。困難が次々と降りかかり、砂漠を彷徨うが如く、正しき道を見失いそうになったこともあった。しかし、彼女は決して諦めなかった。蜃気楼のように不安定で不確かな茫漠とした目標を追い求め、時には幻視・ビジョンに惑わされながらも、一歩ずつ前...

自分軸を持つとはどういうことだろうか。それは、「自分を正しく認識する」事と言える。自分を知り、他者との関係性において自分の役割や立ち位置という所を再度確認するのである。 　他者との関係性において不利になっていないだろうか。友人、或いは組織の同志なのに、利害関係になっていない...

「皆の心がザワザワと落ち着かず、騒がしい」と、その方は言った。 それが何なのか、なぜ、心が乱れ落ち着かぬのか。理解出来ぬ事は皆、同じだった。ひとつだけ確かなことがある。それは、情報リテラシー能力の二極分化だ。 　 この世界の機序、システムのあらましが理解できている人とそうで...

私はその療法を「四毒除去食事療法」と仮にここでは定義し名を付したい。四毒とは...？ 　吉野敏明先生が提唱された食事療法の事であり、以下の４項目の食品を避ける、いや、絶対、口にしない事を言う。 ①甘い物、②乳製品、③小麦粉、④油脂（特に植物オイル）の４つである。...

病気を言い訳にして、出来ない事を正当化しているようで辛かった。 　出来ない事とは、小さな事を含め、大事な資料収集や研鑽、更には執筆という私にとって、もっとも大切な作業そのものである。コメントやご挨拶に対してのリプライすら出来ない程に痛みと酷い疲労感などに苛（さいな）まれてい...

それでは私達はこの恐怖に満ち極めて人心が混乱した悪世をどのように生きたら良いのか。更にはその世にあって成功を収めるにはどうしたら良いのか。 　まず、第一に自分という基軸をしっかりと保つことである。浮足立っていたら何事も成就せず、木の葉のように舞うばかり、である。 　...